| あいさつ
心を病む人に対する極めて優れた癒しの技法としての音楽療法の効果については贅言を要しませんが、残念ながら我が国では欧米に比べ甚だしい遅れを取ってきました。当研究会は、前進である日本赤十字秋田短期大学音楽療法研究会(平成10年9月発足)が音頭をとって全県的な組織への拡大を図り、平成12年10月に49名の会員で発足し、現在80名を数えるに至りました。その目指すところは、“内なる回復力”に重点をおいた「癒しの技法」の創出と音楽療法の臨床的側面の科学的解明であり、県内はもとより東北の人々の音楽療法の関心を高め、医療や福祉の現場での普及を図りたい と願っております。 私共は2000年に田沢湖芸術村で全国的規模での「ノードフ・ロビンズ音楽療法セミナー秋田」を開催し、さらに2001年には「こころとからだの癒し」と題して癒しの技法を東洋と西洋の二つの視点から取り上げた公開フォーラムを、そして2002年に「音楽で癒される、こころとからだ」と題して音楽的ケアに視点を充てての公開フォーラムを開催してきております。 今後も、当研究会は一般公開を継続させながら秋田県民への音楽療法の普及、日本の風土、日本の伝統文化、そして日本人のこころを活かした独自の音楽療法の創造を目指して参ります。 |